英語学習者の一つの大きな壁が発音。
リーディング・リスニングの勉強法に比べて、発音向上のための勉強法というのはあまり多くは見られない気がします。
ある程度発音が良くなれば、あとはネイティブの方と喋ったりして徐々に発音をきれいにしていけると思います(※本記事ではこのレベルの人は対象外です)。
しかし、ネイティブの人にも聞き取ってもらえないレベルで発音が苦手な場合、いわゆるカタカナ英語の場合はまずはそのカタカナ英語を脱する必要があります。
今回は元”カタカナ英語話者”である私が、カタカナ英語を脱するためにやった参考書・勉強法を紹介します。
発音テストしてみよう
取り敢えずまずは自分の発音を日本語を理解できるネイティブの方に聞いてもらいましょう。
独力でやるよりかは、本物の話者からアドバイスをもらった方が勉強の指針を確立しやすくなるはずです。
身近にネイティブの知人がいない方は、自分のレベルを知るために、ネット上の発音テスト(簡易的ではありますが)を利用してみるのもありです。
Weblioのスピーキングテストをやってみてください。
与えられた文章を読むことで発音の良し悪しが判定されます(どこまで参考になるのか分かりませんが)。
私の結果↓
…まぁ判定ゆるいですね笑
私はカタカナ英語を脱しただけであり、めちゃくちゃキレイな発音とかではないので。
ただ、以前までは聞き取ってもらえないレベルだった私の英語が、ネイティブの知人からは悪くはないとの評価を受けたので、以前よりは格段に発音が向上したことは確かです。
では、次に具体的にどんな勉強をしたのかについて紹介していきます。
英語耳
私自身、大学に入ってから発音の練習をしましたが、最初はどうやって勉強すればいいか全然わかりませんでした。
ネットで調べたりして、色々手を出しましたがほとんど効果は現れず。
何かをコツコツ続けることも苦手なので、シャドーイングとかやっても大して続かず。
それでも懲りずに、「なにかいい教材があるはずだ」と信じて手を出したのが「英語耳」という参考書です。
これが最も効果が出ました。
そして効果がちゃんとでたということだけでなく、その効果が短期間で出たという点で秀逸。
2週間で発音が明らかに良くなりました。
この本と他の発音解説の本の大きな違いは、発音方法の説明が詳しく、そして分かりやすいという点。
上画像は[r]の発音についてのページですが、説明がとにかく詳しいです。
このような説明が全ての母音・子音についてなされています。
そして付属のCDに発音練習のための単語が収録されているので、その単語を発音しながら練習していきます。
ちゃんと本に書いてあるとおりに発音を頑張るとだんだん口が痛くなってきます笑
発音の勉強とか学校でもやったことないのでかなり新鮮な感覚でしたね。
発音だけじゃない
「英語耳」は母音と子音の発音の仕方を細かく説明してくれていますが、実は発音だけについて書かれているわけではありません。
「英語耳」は第7章まで分けて書かれていますが、第6章はリスニング、第7章はリーディングについて書かれています。
おすすめの学習教材、どのようなことを意識して勉強するかなどなど、お役立ち情報がまとめられています。
リスニング・リーディングの勉強法をまだ確立できていない人にとってはかなり参考になると思います。
英語はスポーツ
ちなみに私は発音向上のためだけにこの本を買ったのでリスニング・リーディング部分は実践していません…
私は英語の4技能のうち、リスニングが飛び抜けて弱いのでどうにかしたい気持ちはありますが根性がどうしても湧き出てこない。
もう英語って完全にスポーツなんですよね。
ひたすら単語を覚え、文章を読んで、喋って、聴いて。
「英語耳」による発音勉強では短期間で効果が現れてくれたので、なんとか頑張って発音向上に努めることができました。
ただあくまで発音がよくなっただけです。
ネイティブと話す際に、瞬時に文を構築して会話をするにはネイティブとたくさん話す訓練が必要でしょう。
今の時代はDMM英会話のようにオンライン上でネイティブと話すこともできます。
周りにネイティブの方がいない場合は活用してみるのもありでしょう。
個人的には少なくともリスニングは得意になりたいですねー。
YouTubeなどで英語話者の発信を8割程度理解できるくらいまでリスニングができるようになったら少し楽しそうだと思っております。
今回はここまで。
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