受験に限らず、英単語帳や一問一答系のものなど何かしら単語帳という物に触れたことが誰しもあるでしょう。
任意の単語帳、メチャクチャつまらなくないですか???
(面白いと思う方はブラウザバックして頂いて結構です笑)
大学受験は所詮暗記ゲーで、どうしても単語帳をやらなければいけないですが私はなかなか続けられませんでした。3日で辞めてしまった経験なんて数え切れません。
単語帳がやりきれないと大学受験はかなり苦労します。
古文単語帳、英単語帳、歴史教科の一問一答など…大変ですね。
作業ゲーが好きな人はとことん好きでしょうね。
私の友人にも「単語帳ならずっとやってられるよ」っていう人がいます。羨ましい限り…
今回は私のように単語帳が続かない、最後まで出来ない人に向けてのメッセージ。
単語帳を完遂するために、私が工夫したことをお伝えします。
やる量の最低ラインと最高ラインを決める
まず少しでいいから毎日やると意識することが大事です。
具体的には、毎日やる量の最低ラインと最高ラインを決めましょう。
この時最低ラインはできるだけ低くしましょう。
自分に甘々でいいです。
この最低ラインだけはどうにかして死守します。
なんだかこれは(私の大嫌いな)根性論という感じがしますね。
根性がほぼ必要ないレベルの最低ラインを設定するのです。
最高ラインは自分がこれくらい頑張りたいと現時点で思う量よりも若干少ない量を設定しましょう。
最高ラインを達成したらその日はそこまで。
どんなにやる気があってもそこで止めてください。
理由は復習の時に、量が多くなってしまうことを防ぐためです。
例えば英単語帳一周目において、ある日20個単語を覚えて、その次の日にとてもやる気がでて100個単語を覚えたとします。
当然、二周目の時も20個復習した次の日は100個やることになりますよね。
その時も一周目と同じモチベーションなら良いですが、そういうことは少ないです。
これで100単語の復習が面倒になり、そのままペースが崩れるのは避けたい。
単語帳は復習の方が大事です。
ペースを守ることを意識しましょう。
栞を挟む
これはとても些細なことなのでですが、強くオススメします。
単語帳を始める時、自分が今日やると決めた範囲の最後のページに栞か何かを挟んでおきます。
これにより視覚的に今日やる量が分かります。
単語帳を進めるにつれ、栞を挟んだ部分までのページ数がどんどん減っていきます。
「あとこれくらいの量だから頑張ろう」という気持ちがでてくるのです。
単語帳をやりきれるかやりきれないかに頭の良さはあまり関係ありません。
やる気の問題に還元されます。
まぁこの栞活用法に関しては実際にやっていただかないと良さが分からないかもです。
是非今日からやってみてください。
音読・歩きながら
机に座りながら単語帳をペラペラしているとだんだんダレてきます。
私は声に出しながら、そして部屋を歩き回りながら単語帳をやっていました。
この方法には科学的根拠もあります(それを知っていてやってたわけではないのですが笑)。
声に出しながら単語帳をやるほうが記憶に残りやすいとういのは経験則でも分かるでしょう。
音読による暗記などは小学校でもやったと思います。
本を黙読するする時は目しか使いませんが、音読すれば口も使いますよね。
できるだけ多くの感覚を使ったほうがいいのです。
ちなみに口パクでも、音読とほぼ同じ効果が得られることが分かっています。
口パクでも良いというのなら周りを気にする必要もないですし、実践するほかありませんね。
歩きながらの勉強にも効果的である根拠があります。
一つは歩くと脳の血流量が増加し、脳がよく働くとういもの。
もう一つは運動により脳幹網様体という部分が刺激され、眠気がなくなるというもの。
<参考書籍>
音読・歩きながらの勉強の有用性は確かなのです。
集中して一気にその日の分量を終わらせるためにも是非やってみましょう。
一日一日の作業が苦痛になると毎日続けるのは難しくなりますからね。
単語帳をいつやるかを決めてしまう
単語帳は電車やバスの移動中などの空き時間にやるという人が結構いますよね。
私もそうしていた時期はありましたが、個人的にはあまり好きなやり方ではありません。
暗記という作業において集中力は重要なはず。
それなのに、電車やバスなどの外界からの音が多い場所で単語帳をやってもあまり頭に入らないと思います。
やるなら思い切り集中できる環境で一気にやったほうがいいです。
この思い切り集中できる環境にいられる時間を自分ではっきりさせるべきです。
帰宅直後、夕食後のお風呂に入るまでの時間、寝る直前など人によって様々でしょう。
皆さん、大体毎日何時頃に夕御飯を食べるとかは決まっていると思います。
それと同じように単語帳の勉強も一日の決まった時間にやるように固定してしまいます。
日々の日課にするのです。
そのうち単語帳をやることが歯を磨く事と同じくらい当たり前になる時がくるでしょう。
私の知り合いに英語のとてもできる人がいて、その人は数年間ほぼ毎日英語を勉強してきた結果、英語の勉強しない日は謎の不安感に駆られるそうです笑
そのレベルになったら最強ですよね…(そんな気持ちになったこと無い)
友達と一緒に
高校に、友達同士で一緒に一問一答をやっていた人達がいました。
一週間でここからここを覚えてくるとお互いに決めて、一週間後に問題を出し合うのです。
(意識が高すぎる…)
これがモチベーション的な問題で言えば1番良いのかなとは思います。
友達との決めごとでしたらサボりにくくなりますし、お互いに問題を出し合えばエピソード記憶として記憶に残りやすくなるでしょう。
彼らはジュースをかけて問題を出し合っていましたね(どういうルールでやっていたのかは知らない)。
まぁジュースはおまけ程度で友達との競争というのは強い勉強の動機になりえます。
その友達との仲が良ければ良いほど競争心は大きくなることでしょう。
仲の良い友達がいる人は強くこの勉強法をオススメします。
受験はゲームです。それ自体にはあまり意味がないもの。
そのゲームをいかに楽しむかという工夫が勉強意欲に関わってきます。
あまり深刻にならずに楽しむぞくらいの気持ちで望めると結局は1番良いです。
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