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受験勉強が下手な人の特徴

勉強法

今回は、受験勉強が下手な人を見て思ったこと(半分くらいは自分がソース)について書きます。

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完璧主義

完璧主義は基本的にいいことは無いです。

 

受験勉強における完璧主義は、大きく分ければ以下2点だと思います。

①全ての科目の全ての分野を同じ力量・労力で勉強しないと気がすまない

②計画通りに進めないと気がすまない

全ての科目の全ての分野を同じ力量・労力で勉強しないと気がすまない

受験では、全ての分野が同じ割合で出題されるわけではありません。

どの教科でもある程度出題分野の偏りがあるのが実情で、それを考慮すれば当然ながら頻出分野を重点的に勉強すべきということになります。

 

勿論、とても賢い方であったり時間的に余裕があったりする方は全ての分野に均等の労力をかけて勉強すればいいと思います。

しかし、どちらかと言えばそのような余裕のある受験生は少数派。

 

限られた時間で総合点を上げるためには、どうしても力を入れるべき分野と力を入れなくても良い分野の仕分けは必要なのです。

 

完璧主義の方は手抜きが苦手で、どの科目のどの分野もフルパワーで勉強しようとしてしまい、結果的に時間が足りなくなったりしてしまうのです。

 

問題集を一番最初のページから最後のページまで完璧にこなさないと気がすまないタイプの人も完璧主義に多いかもしれません。

明らかに自分には必要ない、簡単すぎる問題などは飛ばして良いのですが、完璧主義の人はそれができないのです。

計画通りに進めないと気がすまない

計画通りじゃないと気がすまなかったり不安になる人も良くないです。

なぜなら計画は大抵の場合計画通りに進まないからです。

 

”理想計画を立てる→うまくいかない→自分はダメだ”

といったループを繰り返すうちに自己肯定感が下がり、勉強に向かうモチベーションが下がってしまう危険性があります。

 

計画は緩めに設定する、うまくいかなかった用の予備日を設定するといった工夫が必要です。

効率厨

受験というゲームにおいて効率を求めること自体はそこまで悪いことではないと思っています。

問題なのは効率ばかり考えてしまって実際に手を動かす時間が減ってしまうことです。

 

効率厨の方なら分かると思いますが、効率厨の人はどうせ1時間勉強するならその1時間は最大効率の勉強として費やしたいということを全力で考えます。

しかし、効率を求めるというのはキリがないものでもあります。

 

どの参考書をどのようにやればいいか、今の自分には他の参考書の方がいいのではないか、勉強する順番はどうすればいいか…といったことを考えるうちに、効率を考える時間の方が多くなり、実際に参考書を読んだり問題を解いたりする時間が減ります。

 

一方、効率なんて考えない人は取り敢えず目の前の問題集をがむしゃらに解きまくります。

もしかしたら効率は悪いかもしれませんが、効率を考えるだけで実際に勉強に取り掛かっていない人よりは当然ながら勉強は進みます。

 

そういうわけで、本来「一日●時間勉強する!」という目標は馬鹿馬鹿しいことこの上ないのですが、効率厨の人は寧ろ「一日●時間勉強する!」といった目標を掲げたほうが良いでしょう。

効率は恐らく平均的な人よりはいいはずなので、あとは勉強の絶対時間の確保に専念しましょう。

ノートを綺麗に作る

高校生の時の記憶ですが、勉強のできない人ほどやけに凝ったノートを作る傾向がありました

凝ったノートというのは、付箋を大量に貼ったりカラフルなペンで装飾過多になっているようなノートです。

 

科目によるので一概に言えませんが、暗記科目でない物理や数学などでそのようなノートを作る人は、一度なぜそのノートを作っているのか考えたほうが良いと思います。

 

アウトプット用としてのノートには意味があるとは思いますが、まとめノートは多くの場合参考書で代替可能だと思います。

 

特に高校の授業における、板書をノートに書き写す作業はほぼ必要無いと考えています。

詳細は下記記事を参照してください。

復習をしない

これは受験勉強下手な人あるあるランキングの3位以内には入りそうなもの。

復習って本当に面倒くさいですよね。

 

でも復習しないと自分が勉強した過去の時間が無駄になってしまいます。

過去に頑張った自分の時間が無に帰すと考えると少しは復習しようという気になりませんか?

 

せっかく費やした時間を意味のあるものにするためにも復習は必要不可欠です。

ここに関しては我慢です…

参考書の勉強理由を考えない

受験勉強が下手な人の特徴としてこれが一番多い印象があります。

 

そもそも「なぜ自分が今その勉強をやっているかについて考えない」というものです。

本ブログでも幾度となくそれについて言及しています。

 

・なぜ今その参考書をやるのか

・何を目的としてその参考書をやるのか

・その勉強法を採用したのはなぜか

 

などなど勉強に関わるあらゆること全てのことに、自分で理由を即答できるくらいには考えたほうがいいと思います。

 

自分のやり方に自信がないまま勉強をするのは勉強の効果という面では勿論、モチベーション的な意味においても良くないです。

 

学校の課題などは特に意味を考えた方がいいです。

本来であれば、個人個人の学力レベルによって現在必要な課題は違うというのが当たり前です。

それにもかかわらず、学校では一律に同じ課題が生徒に与えられるので、生徒の中には簡単すぎる/難しすぎると感じる人がでてきてしまうのです。

 

そういうわけで、学校から与えられた課題を無思考にこなす前に、今の自分にその課題が適するか/適さないかをまずは考えるべきでしょう。

 

この”考える”ということはかなり大事で、ノートを取る/取らないなどの話も結局はこれに帰結する話です。

 

ということで、勉強する時は勿論、勉強する前に勉強そのものについても考えましょう

以上。

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