世界史を独学したときに活用した、素晴らしいサイト・サービスを3つ厳選しました。
どれも強くオススメできるものです。是非参考にしてください。
【Historia Mundi】 ムンディー先生の授業動画
Historia MundiはYouTubeで高校の世界史・日本史・地理が学べるコンテンツです。
このチャンネルをご存知の方は多いかも知れません。
ネットニュースにも取り上げられたこともありますからね。
山崎圭一さん(通称ムンディー先生)は高校世界史・高校日本史の全範囲を板書を取る形の完全授業形式でYouTubeにアップロードしている方です。
この方の最大の特徴が何と言っても説明の丁寧さ&分かりやすさです。
大体教科書順序で説明をされていますが、途中で縦のつながり横のつながりを意識したまとめをしてくださるのがとてもありがたい。
さらに、説明にはちょっとした小話もいれてくれます。
教科書には書いていない裏話などを多分に盛り込んでくださるので飽きが来ません。
動画数が多いので、ちまちま視聴してもなかなか全範囲視聴しきれないかもしれません。
利用法としては長期休みに一気に観るか、もしくは自分が深めたい/苦手な分野などに絞って視聴するのがいいでしょう。
再生リストをうまく活用しましょう。
世界史履修者なら一度は確認しておくべきコンテンツなので、是非チャンネルに立ち寄ってみてください。
余談ですが、ムンディー先生は本も出版されています。
こちらは私も購入しましたが、初学の方でも十分に読める内容となっておりました。
流れをとてもおさえやすいので、世界史に少しでも興味のある方は是非。
日本史verも出版されるみたいです!↓
【世界史の窓】 ちょうどよい情報量
こちらは世界史に出てくる用語をまとめたサイトとなります。
ネットでなんらかの世界史用語を調べるとほぼ必ずWikipediaのページが出てくると思います。
Wikipediaのページはとてつもなく詳しいです。
あの文章を全部読めば相当知識は深まるでしょうが流石に長い…
そこで「世界史の窓」の出番。
世界史の窓の主催者の公平武治さんは横浜市の私立高等学校・予備校・塾などで長く教諭を務めた経験をお持ちで、現在はフリーで活動している方です。
このサイトの強みが情報量のちょうど良さです。
少なすぎず、多すぎず、高校の世界史を学ぶ上でとてもちょうどよい情報量を載せてくださっています。
また、ある用語の説明ページでまた別の用語がある場合、その用語の説明にクリックでジャンプできるようになっているので使い勝手がとても良いです。
一体これを作るのにどれだけ時間がかかっているのだろう…と考えてしまいます。
高校世界史としてはかなりマニアックな単語も扱っており、網羅性はかなり高いと言えます。
世界史用語集を使った上でさらに知識を深めたいと思った場合はこのサイトを使うのがオススメです。
【World Historical Atlas】何故かマイナーな超便利ツール
最後に紹介するのがWorld Historical Atlasです。
これは一応ブラウザ上で操作しますが、サイトというよりツールと言ったほうがいいですかね。
このツールを使うことでどの時代に、誰が、どの地域を支配していたかを簡単に知ることができます。
例えばこれは紀元前1000年時の世界地図。
ちなみに紀元前4000年から現在まで自由に時系列をいじれます。
この時点で凄いのですが、さらに凄いのがこの地図を拡大したときです。
試しに時代はそのままにしてヨーロッパ地域を拡大してみます。
ご覧の通り、起源後1000年のヨーロッパのどの地域を誰が支配していたかがひと目で分かります。
これを使ってある地域に焦点をあてて時代を動かしていけば、支配域の変容や支配者の交代などが簡単に分かるのです。
このツールは一度自分のPCにファイルをダウンロードする必要がありますが、全然難しくないのですぐにとりかかりましょう。
詳しい導入方法はこちらのページで紹介されています。
便利なものはどんどん使おう
ツールつながりで言えば、iPadも受験勉強で大活躍しました。
便利なものはどんどん使っていきましょう。
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