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受験生こそ読書をするべきだと思う理由

大学受験全般

受験生の方々、読書はしていますか?

もしかしたら読書する暇があったら受験勉強するべきだという考えの方もいるかもしれません。


ただ、私個人としては受験生にこそ読書を薦めたいのです。


読書で教養がつく!とは散々言われることですが、教養とは言ってもうまく想像できないでしょうし、受験生にとっては「教養なんて今はどうでもいい~」という方もいるでしょう。

今回は受験という観点でみても読書は有用になりえるということについて書いていきます。

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読書で受験の内容を深められる

これは私自身が経験していることです。

社会の勉強において特に発揮されると思います。


私は文系で受験する際、世界史を選択したのですが世界史に関連する本を暇な時に読んでいました。

そんな本を読んでる暇があるなら教科書を読んだほうがいいと思われるかも知れませんね。


しかし、読書によって教科書の内容をより深められることもあるのです。

教科書に書いてあることは、研究者達が「この出来事はページの都合上省く。これは歴史的に意義が大きいから省けない」とできるだけ要素を削ぎ落として抽象化した内容です。


抽象化されればされるほど流れをつかむのが難しくなります。

 

世界史はできるだけ出来事を関連づけるのが重要です。

例えば、Aという出来事の後にBが起きたと教科書に書いてある場合、AとBの間には教科書に書かれていない様々な出来事が起きています。


それらが省かれているからうまく関連付けて覚えられないのです。



教科書よりも具体的なことが書いてある本を読めば、教科書の出来事が自然に繋がるようになります。

<オススメ本>

 

世界史で特に有用なので世界史を例にとりましたが、他の教科でもそうです。

教科書より具体的なものを読めば、抽象化された教科書を理解しやすくなるのです。

 

進路選択で役立つ

 

はっきり言って、大学がどういうところかを高校生が知るのはとても難しいです。

オープンキャンパスに行った所で全く分かったことにはなりません。



あれは大学側が自分の大学のいいところをアピールするだけであって、大学で勉強するとはどのような感じなのか、具体的な勉強内容などは分かりません。


現時点で志望学部が決まっている人がいたとしても、割と学部の名前で選んでいる人が多いと思います。



学部に入ってから、思っていた勉強内容と違って驚いたという人も結構います。

せっかく入学した大学で全く興味のない勉強をし続けるのは苦痛です。


本を読んで大学ではどういう学問があるのか、どういうことをするのかを知りましょう

ネットで調べてもでてきますが、できるだけ体系化された内容が載っている本の方がいいです。

特に、研究者の方が書いている本など読むと大学での勉強・研究についてイメージがわきます。


もしかしたら本を読んでみたら自分のイメージと違うことに気づき、進路変更することになるかも知れません。

しかしそれでいいのです。
大学入学後に「思ってたのと違った」となっても後の祭りです。



”〇〇(自分の学びたい学問)入門書”で検索すればたくさん本が出てきます。

大学入学後に後悔しないため、絶対に自分で入門本を読んでおくべきです。



めんどくさいと思うかもしれませんが、大学に入ってからしたくもない勉強をするのは過酷です。

 

大学って四年間もあります。

四年間苦痛で苦しむか、今本を数冊読んで適切な学部を選んで入学するか。

どちらが良いと思いますか。

活字に対する耐性

自己投資という面でこれが最大効用をもたらすといって良いでしょう。


大学に入ってからすぐに恩恵が感じられます。

大学に入ってからはレポートを書くために文献、論文など読むことになります。


活字に対する抵抗があると、まず情報を得るところからが大変です。

読むという行為自体が面倒だという人は最初からなかなか進みませんが、普段から本を読んでいれば、そんなことはないはずです。



また、大学生は時間があります。

本を読んできた人はきっと図書館に通うことにもなります。



四年間遊んできた人と本を読んできた人では卒業時にはまるで人間が異なりましょう。

本を読んできた人は大学卒業後もきっと本を読み続けるはずです。

読書は年をとってからもできるのですから。

若いうちに読書の癖をつけることは将来への投資となるのです。

読書のススメ

電車やバスに乗っている時、何をしていますか?

友達とのメッセージ交換、SNSの閲覧、スマホゲームなど…



その時間を少しだけ読書にあててみてはどうでしょう。

知識は財産です。

 

今回は、受験のために読書をするのも良いという方向で記事を書き始めました。


しかし、読書の有用性について少しでも理解してくれた人に対しては読書のために受験を利用する、という言葉の方が適切であり、本当に私が皆さんに思ってほしいのはこちらの方なのです。

私は大学に入って後で、未履修の高校理社を勉強しましたが、高校の勉強をまともにすると読める本が増えることを実感しています。

自分への大きな投資となる読書、そのきっかけとして受験を捉えられたらあなたの視野が広くなっている証拠です。

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