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【京大生直伝】大学入学共通テスト古文で9割安定~満点を狙える古文勉強法

国語

今回は古文です。

 

センター試験(2021からは大学入学共通テストですが)で個人的に1番やっかいなのが国語でした。

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小説の出来によって点数がメチャクチャ左右されていました。

論説文は勉強して多少はできるようになりましたが、小説は一向に安定せず。

 

そこで私は古文と漢文を安定させることに決めました。

これらは知識の問題であるばかりか、覚えなければいけないことはそこまで多くなく、やれば簡単にあがるものだと確信していたからです。

 

実際過去問でも漢文と古文の合計で九割を割ることはなかったです。

 

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ちなみに本番では古文が45点、漢文が50点でした

 

ということで今回は大学入学共通テストの古文で最低でも九割取れるような勉強法を書いていきます。

(漢文もそのうち書きます!)

 

追記
書きました。

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大学入学共通テスト古文の特徴

センター試験の古文と大学入学共通テストの古文では形式が(ちょびっと)違います。

 

 

大学入学共通テストの古文では2つの文章が用意され、それらを組み合わせて考える複合的な視点が必要とされます。

と言いたいところですが、問題にその強みがあまり反映されてない気がしますね…

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これから改善されるかもしれないけど(望み薄)

いくつかの予備校も言っていることですが、はっきりいってセンター試験とほぼ変わらないと言っていいと思います。

 

対話形式の設問が新たに加わる可能性が高いですが、これは結局本文をきちんと理解できるかどうかの問題。

全体として設問を見れば、センター試験と同じような問題ばかりです。

 

よって、問題演習するにあたってセンター試験の過去問演習は有用と言えるでしょう。

 

では具体的な参考書の話をしていきます。

単語帳

単語帳は1冊しか紹介しません。

その1冊とは「読んで見て覚える重要古文単語315」です。

 

イチオシ中のイチオシです。

本屋でいくつか古文単語帳を見てみてもこれより優れているものを見つけるのは困難です。

 

 

変なこだわりがないならこれを早く買いなさい、と言いたい所ですが一応この単語帳の何がすごいのかについて説明を加えます。

 

まず、開いた時に分かるのが単語についての圧倒的説明の詳しさです。

 

この単語帳は1単語について2分の1ページ、多い時には1ページ以上のページを使って説明がなされています。

 

何をそんなに説明することがあるんだと思う方もいらっしゃるかも知れません。

 

この単語帳には、単語の複数の意味が載っていますが、その他に派生語・類義語、単語の語源、イラスト、例文などが盛り込まれています。

 

イラストがあるだけで視覚的に記憶に残りやすいですから、それだけでもありがたいわけですが、個人的には語源を書いてくれているのがかなり助かりました。

 

単純に、この単語はこの意味です!と機械的に頭に詰め込むのは正直面白くありません。

 

なぜその意味なのか、時代が移るにつれてこういう意味にもなりました、ということなど詳しく載せてくれています。

 

さらに例文についても、基本的に単語に3つの意味があったりしたら、それぞれの意味に対応するように3つの例文が載っています。

 

一回読んだだけで意味を完璧に覚えられてしまう単語がいくつもありました。

 

また、単語だけではなく慣用句や古文常識についても記載があり、これ一冊でかなりの知識を得られます。

 

受験生への優しさが十二分に込められている単語帳なのです。

間違いなく最高の単語帳であると自信を持って言えます。

文法

単語ができても文法ができなければ解釈は正確にはできません。

また、本文解釈だけでなく設問にも直接的に関わってきます。

 

単語同様、文法の勉強も油断なく進めていきましょう。

 

さて参考書に関してですが、手っ取り早く古典文法の全体をさらってみたいという方には「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」をオススメします。

 

こちらは何と言っても短期間で完成するというところがメリットです。

最初に文法の説明があり、その後に文法問題があるので、インプットとアウトプットを同時にできます。

 

 

文法の知識を入れた後に、実践的な文章題も解いてみてみたい!という方にはこちら。

 

「古典文法基礎ドリル」よりかは多少難しい感じですかね。

まだまだ古文勉強始めたてという人は「古典文法基礎ドリル」の方から初めて、「古典文法トレーニング」の方に移るのが良いと思います。

古文解釈

古文解釈について。

単語と文法だけをおさえて、あとは問題演習をすればいいと思っている人が結構いますが古文の読み方を知らないと読解は難しくなります。

 

この読み方を自然にできる人はいいのですが、そうでない人にとっては「単語も文法もやったのになんで古文ができないんだろう」という状態に陥ります。

 

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実際、私が完全にそのタイプでした笑

 

”読み方”というと抽象的な感じがして勉強するのが難しそうですが大丈夫です。

 

古文解釈のためのイチオシの参考書があります。それが「古文解釈の方法」

 

古文解釈のための本ですが、文法についてもかなり詳しく記述されています。

 

レイアウトや説明が硬派ではありますが文法について厳密に、そして根本からの説明がされていますので、根本からの理解を目指したいのであればこちらの参考書から文法の勉強を始めてもいいと思います。

 

 

中でも、和歌の解釈についての説明には本当に助けられました。

和歌を苦手とする受験生は多いですし、大学入学共通テストでも和歌に関する設問はあるので必ず役に立ちます。

 

もしかしたら「古文解釈の方法」は、大学入学共通テストのためだけに使うのならオーバーワークかも知れません。

しかし二次試験でも古文を使うという人は絶対使ったほうが良いと思います。

 

特に(繰り返しになりますが)「単語も文法もやったけど何故か点数がとれない」という人には強くオススメします。

 

多くの受験生を救ってくれる参考書だと思います。

問題集

英語についての勉強法・参考書を紹介した時にも書いたのですが、私は問題演習に関してはまずは過去問をやるべきというスタンスを取っています。

 

単語・文法・古文解釈をさらっとやったら取り敢えず過去問にチャレンジです。

 

人間の脳はインプットをひたすら繰り返すより、アウトプットをした方が記憶の定着率がいいのです。

<読んでおきたい1冊>


 

さて、大学入学共通テストはまだサンプルが少ないので、センター試験の過去問を演習用に使いましょう。

前述したとおり、大学入学共通テストの対策として確実に有用です。

 

赤本・青本・黒本などがありますが、私は黒本を薦めます。

 

黒本は掲載されてる過去問の量が多いですし、なにより解説がとても詳しいので一回につき吸収できる知識量が段違いです。

 

とは言っても、どうしても参考書をやりたい、大学入学共通テストより一段階レベルの落ちたものものを演習したいという人もいると思います。

そういった方には「古文上達 基礎編 読解と演習45」を薦めます。

 

文法の軽い説明の後に読解問題が載っています。

どちらかと言えば読解問題を通じて文法事項を確認するというスタンスの参考書ですかね。

 

 

個人的に読解問題の文章は面白いのものが多かった記憶があります。

英語もそうですけど文章が面白くないだけで読む気も解く気も失せますからね…

 

 

受験にはゲーム性を持たせないとやってられません。

 

過去問や問題集をやりながら、自分の弱点を見つけていき、随時点検しながら勉強していきましょう。

 

以上で紹介は終わります。

漢文ほどではないにしろ、意外と古文も短期間で成績があります。

 

得意科目の点数を5あげるより、苦手科目の点数を5あげるほうが簡単です。

受験は総合点勝負ですから、古文の苦手な人は短期間で仕上げてしまいましょう。

 

他教科についても参考書・勉強法を紹介していますので、是非ご覧になってください。

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