配信者”布団ちゃん”(別名:松本匡生、ショウポンキョウセイ、平等院ラクシュミ、魔神、バカワキガ、etc.)のノンデリ発言を擁護してみようと思いました。
擁護の動機については、自分が布団ちゃんの信者だからというわけでは全く無いです。
自分もノンデリ発言をしてしまうからか、ノンデリ判定ラインの厳しさが気になってしまい、どこかでお気持ち表明したくなりました。
個人的に思う代表的ノンデリ発言を取り上げますが、布団ちゃんのノンデリ発言を全て擁護するというのは余裕で不可能なので、擁護不可の発言に関してはその都度その旨を記載していきます。
「大坂なおみはキメラだから応援していない」
視聴者のコメントによりテニスの大坂なおみ選手の勝利を知った布団ちゃんは「キメラだから俺応援していません、大坂なおみは」という発言をしてしまう。キメラに対し「沢山のものが混ざってる、カレーみたいなもの」という評価を下す。
擁護不可
どういった思想的背景があってこの発言をしたのかよく分かりません。
キメラだとどうして応援できないのかについてもよく分かりません。
応援する/しないは個人の勝手なのでいいですが、キメラ”だから”応援できないという部分は批判されて当然でしょう。
人種差別的発言とも取れてしまうような鋭い言葉です。
個人的に、布団ちゃんノンデリ発言の中ではこの発言が最もストレートであり、誰が聞いても「まずい」となりそうなものだと思います。
JAF隊員をキ○ガイ・発達障害呼ばわり
バッテリー切れにより初めてJAFを呼ぶことになった布団ちゃん。
目がキマっているというJAF隊員に事情を話し、ボンネットを開けて作業をしてもらうことに。作業中、ボンネットを開けたままにしておくための棒の質感が気になった布団ちゃんは欲望に抗えずその棒を触ってしまう。それを見たJAF隊員は突如「やめて!!」と声量強めで布団ちゃんを注意したのだった。
その後幸いエンジンはかかるようになったが、車から「キュルキュル」という音が聞こえることに気づく。この音を放置しておくと危険なのかを隊員に聞くも、返答は「大体20秒で音は無くなるけど、お客さんのは1分かかっている」という的を射ないもの。
布団ちゃんはそれら一連の会話を思い返しながら、その時のJAF隊員を「キ○ガイ」「発達障害だった」と放送で語ってしまう。
これはおおよそ擁護不可。部分的に擁護可。
コメントでも散々言われていますが、棒を触ったらそりゃ隊員は怒ります。
布団ちゃんは「ちょっと触っただけよ!?」「そんな怒る?」と言っていますが、隊員からしたらちょっと触って終わるのか、それともこれからガッツリ触るのかの判別は不可能です。
その判別ミスで客が怪我をしてしまったら、JAF側にとってかなりの面倒ごととなるので声を荒げてしまうのはしょうがないと思います。
ただ、このエピソードの後半の、車のキュルキュル音に対する返答への苛立ちは理解できます。
隊員の返答は「この状態のまま車を放置すると危険なのか」に対する答えではありません。
明らかに質問に答えていないというのは事実です。
しかし擁護部分はそのくらいで、人を「キ○ガイ」「発達障害」呼びする時点でノンデリポイントはマイナスに振り切っています。
「興味がなくてあんまり見てないんだけど、どうなのあの、戦争は」
まともな切り抜き動画が見つからなかったので元配信のリンクを貼ります。
38分あたりから本編です。
マイクラを実況プレイしていた布団ちゃん。ウクライナ情勢に関するコメントが散見されたためか「興味がなくてあんまり見てないんだけど、どうなのあの、戦争は」と視聴者に問いかけた。
これは擁護可
まず「興味がない」という部分。
これに関してはしょうがないとしかいいようがないです。
戦争で考えるとセンシティブかもしれませんが、一般に興味のないものに対して興味を持てといったところで何も変わりません。
一方でこの発言に対する反応を見た感じ、言い方が癪に障るという方が多いみたいです。
「どうなのあの、戦争は」の部分は確かに上空の、神のような視点からものを言っている印象を与えるかもしれません。
しかし、そのあとの「本当に無知でさぁ……」「何が発端でああなってんの?」という発言から分かる通り、興味が無くて調べてなかったものの、放送している”今”は多少の興味があるということが伺えます。
というわけで単純に言葉選びを若干誤った程度であり、ノンデリ発言でもなんでもないと考えます。
勝手に個人的解釈ををするならば
「今まで興味が無くてあんまり目下の戦争について調べてこなかったんだけど、最近ちょっと気になり始めてさー、今の戦争状況について詳しい人いたらちょっと教えてくれる?」
↑これが
「興味がなくてあんまり見てないんだけど、どうなのあの、戦争は」
↑こうなった
という感じのものとして理解されました。
黙祷に意味はない発言
東日本大震災から11年というコメントから、黙祷について持論を展開する布団ちゃん。
「黙祷、意味ないと思っている」「黙祷って何の効果もないだろ」などの発言で視聴者を困惑させてしまう。祖父の墓参りに行っているのも死んだ祖父のためというより、今生きている人たちとの交流機会の場を重視していることによるものだという。
擁護可
単純に「黙祷に意味はない」という発言だけで終わってたらノンデリかもしれません。
しかし、しっかりそのあとで生者と死者を分けて説明を加えています。
死者に対しての黙祷に意味は無いということです。
実際、どちらかと言えば黙祷は残された生者のためのものでしょう。
死者に対して何らかの効果があるというのは生者が作ったイメージです。
というかそもそもの話ですが、布団ちゃんの発言は黙祷している人を侮蔑したりするものではありません。
”布団ちゃん個人は”そう思うというだけであって黙祷している人については言及していません。
ただの個人の好き嫌いの話をしているだけなので、そこまで騒ぐことか?と思います。
視聴者がセンシティブすぎるし、曲解甚だしいと思います。
嬢の刺青言及事件
日々の疲れをとるため、リンパマッサージへ行った布団ちゃん。
担当の女の子との会話を盛り上げるために話題を探していたところ、ノースリーブの彼女の腕に輪っかの刺青を発見する。これだ!と思った布団ちゃんは「その刺青メチャメチャ可愛いですね」と称美の言葉を投げかけた。しかし、よく見るとその刺青には部分的に火傷のあとがあったのだ。「実はこの刺青は過去の彼とノリでつけたもので、2年かけて焼き消してるの」と返す彼女。刺青に言及したことで、彼女と布団ちゃんとの間には微妙な空気が流れてしまったのだった。
完全に擁護可
ノースリーブで見えるところに刺青があるわけです。
それをファッションの一部として認識するのは全く自然なことです。
そしてそれを会話の手段として使うのも自然です。髪などを褒めるのと同じです。
一言で言えば運が悪いです。
運が悪く、その結果としてノンデリとなってしまったパターンで、布団ちゃんがノンデリを主体的に発揮してしまったわけではないでしょう。
キャンプ場のビール価格言及事件
友人の天狗ちゃんとキャンプにきた布団ちゃん。キャンプ場にある店で飲食物を物色し、ビールの価格が400円であることを店主から聞く。それを聞いた布団ちゃんは「ちょっと高め設定」「こういう場ですから、付加価値ですよね」と店主にコメントを返す。
まぁ擁護可
話の流れをおさえると意外とノンデリではないです。
布団ちゃん「(お酒が)1本300円ってそんなに…ねえ?(高くないですよね)」
店主「1本400円、ビールは」
布団ちゃん「あ、ホントだ」
この後に一瞬どう返そうみたいな空気が流れますが、まず「ちょっと高め設定」と言いながら場を凌ぎます。
そしてその後の店主の「申し訳ございません」という発言に対して「付加価値ですよね」といってフォローしています。
運悪く価格表示を見間違えてしまったわけですが、その後はフォローに回っています。
価格を読み間違えてしまった故に「安いですね~」とは言えないわけで、そう考えると割りと自然な流れなのではないかと思います。
その後のマシュマロ440円発言は…確かにノンデリです。
ただ、明らかにおかしいものに対して言及したくなる気持ちは分かります。
終わりに
もっと大量にノンデリ発言はあると思いますが全部取り上げてたらキリがありません。
他のものは配信者同士の身内ノリみたいなものが多いのでいいかなと。
この発言忘れてるだろ!というのがあれば是非教えてください。
コメント
ナイスな記事
擁護の順番逆だったらもっと面白かったと思う