私自身、一時期過度にスマホに依存していたことがありますが、自分なりに工夫して現在、適切にスマホと距離を置けている状態になれました。
その経験を踏まえ、今回は主に「スマホ依存を辞めたい!!」という方に向けて、オススメの脱スマホ依存法を紹介します。
スマホゲーム
ある調査ではスマホで利用するコンテンツの中で、一日あたりの平均利用時間が最も長いのはゲームとなっています。
その次が動画。10代では動画視聴の時間が最も長いらしいですね。
さて、このスマホゲーム依存を解消するための第一歩。
ゲームアプリをフォルダの奥深くに配置しましょう。
きっとお気に入りのスマホゲームはスマホを開いたら割りとすぐに起動できるところに配置してあるはずです。
そのゲームを、起動するのに一手間・二手間かかるところに配置してみてください。
何度もその手間をかけてゲームを起動するうちに、「起動するのが面倒」という気持ちになってくるはずです。
そうなると自然と起動する頻度も落ちていきます。
そこまで来たら、次に3日間だけアプリを削除してみてください。
4日後にまたインストールすればいいやーという軽い気持ちで消しましょう。
もしかしたらそのゲームを消した後の1日目、2日後はムズムズするかもしれません。
ですが、3日目くらいには割とどうでも良くなってます。
意外とそのゲームアプリが無くてもどうにかなることに気づきます。
そもそもゲームは殆どの人にとってはただの娯楽なのですから、当然なくても問題はないです。
人間は一時の感情に弱く、今あなたがスマホゲームを楽しいと感じていても、その感情がずっと続くことはまずないです。
そのゲームで何かを得られているならいいですが、そうではない人が多いはず。
「このゲーム最近つまらない」という感情への到達を早めてしまいましょう。
そのために3日です。3日だけゲームアプリを削除してみようと考えてください。
きっと4日後再インストールしようと考える人はかなり少ないと思います。
YouTube
動画視聴と言ったらやっぱりYouTubeですかね。
自分の好きなYouTuberの新動画を見るに飽き足らず、関連動画を飛びまわって気づけば数時間経っていた、なんていうこともあるでしょう。
それで満足している人はいいです。
しかし「時間無駄にしてるなー」という自覚を持っている人は辛いと思います。
動画視聴を辞めたくても辞められない…そのお気持ちは私もわかります。
私も一日中YouTubeを観ていた時期がありました。
YouTubeに関しては、一瞬で依存を解消する方法は無いと思っています。
少しずつ動画視聴の時間を減らしていくのが賢明です。
そんな私がとったYouTube依存解消法、それはチャンネル登録の解除です。
「…それが出来たら苦労しない!」と思いますか?
しかし、私は別に好きなYouTuberの動画を観るなと言っていないです。
ただチャンネル登録を解除するだけです。
動画が観たくなったらYouTuberのチャンネルまで行けばいいだけです。
さて、このチャンネル登録の解除。
動画視聴までに検索するという一手間が必要になりますよね。
この小さな一手間が重要なのです。毎日投稿のYouTuberを観たいと思ったら毎日検索することになります。これはかなり面倒くさい。
こんなことを毎日繰り返していると、”めんどくさい”の方が勝ってきます。
ゲーム依存脱却と同じ理屈
そこから「こんな毎日めんどくさいことをしてまでこの動画を観る価値があるのか?」という考えも生まれます。
このような過程を経て、少しずつですが動画視聴の時間が短くなっていき、最終的には観なくなるのです。
SNSの中でも時間の溶け具合が酷いのがTwitterです。
タイムライン(以下TL)をロードすればツイートが無尽蔵に湧いてきますし、何より人のツイートを見るのは面白いものです。
さらに、人のツイートを見るに飽き足らず、”いいね”や”RT”欲しさに自らが大量にツイートをするようになる、所謂ツイ廃になってしまう人もいます。
とは言えTwitterは情報収集ツールとして優秀なのも事実。
それらを勘案してまず考えるべきことは無意味にTLを見る時間を減らす&自分に必要な情報でタイムラインを埋めるということです。
そしてそのために今すぐできることはフォローする人間は吟味してフォロー数を減らすことです。
もう少し詳しく書くと、フォロー数は100未満、多くても200未満が望ましいです。
このくらいの人数であればそこまでTLが忙しくありません。
フォローがそれ以上になる場合(フォロバを絶対してあげている人などはそう)はリストの機能を活用をしましょう。
この人のツイートは見たい!という人達をリストに入れて、そのリストのTLだけ見るようにします。
またフォローする人間は、一日あたりのツイートがそこまで多くない人間を選ぶことも前提となってきます。
基本的に一日あたりのツイート数が少ない人はリアルで忙しいです。
リアルで忙しい故に、ずっとTwitterに貼り付いて何度もツイートするということがそもそもできません。
リアルの充実度とツイート数は反比例すると言われますが、これは全員とはいわずとも多くの人に当てはまる法則だと思います。
上記のことを実践すれば、リロードしてツイートが大量に流れてくるということがなくなるので、Twitterにいてもすることが無くなります。
この条件下で何か他にやることを作れば、Twitterにあてる時間は激減するはずです。
ちなみに、この”他にやること”の1番簡単な例として本を持ち歩くというものをオススメします。
本を持ち歩く
ここまで、ゲームアプリ・YouTube・SNSへの依存解消法を話してきました。
しかし、これらはスマホのコンテンツ依存に対しての対処法であり、厳密に言えばスマホ依存そのものについての対処法ではありませんね。
コンテンツへの依存というのはそもそもスマホから距離を置ければ解決するはずです。
そしてそれが本質的依存解消法となります。
スマホ自体から距離を置くための一つの方法として本を持ち歩くというのをオススメします。
ポケットに一冊文庫本でも忍ばせておきましょう。
他のアプリに誘惑されたりしなければ勿論電子書籍でもいいですよ。
本を読むことは、少なくともゲームをしている時間よりは自己投資として有益です。
一度試しにやってみれば分かりますが、人によってはスキマ時間だけで一日一冊本を読むことも可能です。
一日一冊本を読めるってとても魅力的じゃないですか?
今までYouTubeやSNSをダラダラ見ていた時間、ゲームをしていた時間が知識入手の時間になるのは素晴らしいことだと思います。
たとえ一日のスキマ時間で本一冊を読めなかったとしても本の内容が気になるあまり、家に帰ってからも本を読むようになったりします。
夜寝る前にすることが”スマホをいじること”から”本を読むこと”になった時にはスマホ依存ってなんだっけ?という状態になっていると思いますよ。
本質的解決のための結論
誤解を恐れず言えば、各種コンテンツへの依存は自分に満足していないことから生じるものだと思っています。
それがよく分かるのが寝る前にスマホをいじって夜更かしをしてしまうというもの。
一日が自分にとって充実したものだった場合、「今日は一日頑張れた。したいこと・やるべきこともできたし疲れた」となり充実感とともに眠りにつけます。
自分の一日に満足していないから刺激を求めてコンテンツに手を出すのです。
究極的に言えば自分が我を忘れて熱中できるものを見つければ、コンテンツ依存なんてしません。
ゲームをやるより、YouTubeを観るよりも楽しいことを見つければ良いのです。
長々と脱スマホ依存法を話してしまいました。
どれか一つでもいいので是非試してみてください。
<オススメ書籍>
スマホ依存を辞める、ということでスマホの悪い面ばかり強調してしまいました。しかし適切な距離を保てればスマホが有用になるというのは皆さんもお思いになるところでしょう。こちらの本はその一面が伺える内容となっております。
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