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【体験談】ADHDの治療薬「ストラテラ」の副作用について

健康・発達障害

別の記事でも申し上げていますが、私はADHDという発達障害持ちです。

 

 

このADHD、脳の発達障害なので風邪などとは違って薬によって完治するとかは無いのですが、薬によってADHDの症状を和らげることはできます。

 

ADHDの薬として有名なのがコンサータストラテラ

 

コンサータはドーパミンに作用するもので、飲むと早めに効果がでるもの。

ストラテラはノルアドレナリンに作用するもので、継続して飲むことでじっくりと効果がでるもの。

 

副作用はコンサータのほうがストラテラよりは強めらしいです。

 

私が医者から処方されたのはストラテラ(40mg)です。

 

私は今まで薬を飲んで副作用というものを経験したことがありませんが(気づいていないだけの可能性もありますが)、このストラテラでは副作用がでました。

 

別に重い副作用というわけではなく我慢できないほどではないのですが、快く毎日を送る上では鬱陶しい障害となりえたので結局私は飲むのをやめました。

 

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本来、医者からもらった薬の服用を勝手に途中でやめるのはだめです。それまで収まっていた症状が悪化する場合もあるからです。

今回は私が経験したストラテラの副作用についてのお話です。

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倦怠感・めまい

これはそんなに大したこと無い副作用。

 

全身がだるかった。

 

体が思うように動きませんでした。なぜか知らないけど体が重い。

 

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例えるならインフルエンザで熱が引いた直後のような感じ。

 

体がちゃんと動いてくれないと「よし!今日も一日がんばるぞい!」という心になかなかならないんですよね…

 

また、めまいのようなものが度々生じました。

並行感覚がくるっていた感じがしていたのでそれでめまいのようになったのかもしれません。

 

これらが一時的な作用ならまだしも慢性的に続くのはストレスになりましたね笑

 

自分が普段、体をある程度自由に動かせているということに対する喜びを自覚させられました。

食欲減退

基本的に毎日の生活で楽しみの少ない私は食べることが楽しみの上位に入ります。

 

しかしストラテラ服用後、明らかに食欲が減退しました。

全然お腹が空かないんですよね。

 

朝も昼も食べたくないなーと思いながらそのまま夜を迎え、流石に夜は食べておこうかしらと思いなにか食べようとするも少し食べただけで十分になりました。

 

お腹がいっぱいだから食べないのではなく、単純に脳が「食べたくない」と言っている感じです。

 

食欲がなくなるというだけなら問題ないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、前述の通り私は食べることが一つの生きる楽しみです。

 

 

いくら食べてもそんなに太らない体質なのをいいことに、今までなら好きなものを好きな時にいっぱい食べていました。

 

それが急にできなくなると何だか生きがいを一つ奪われた感じがして悲しくなりました。

異常な喉の乾き

これは薬を医者からもらったときに予め注意されたことです。

 

喉が凄い乾くかもしれないよと言われたとき、私は「喉が乾くくらいなら大したこと無いじゃないか」と思っていました。

 

しかし、実際に異常な喉の乾きが自分にふりかかり、かなりストレスになることを実感しました。

 

喉の乾きが”常に”あるのです。

そのまま放置していると口が乾く感じがして気持ち悪いので水を大量に飲むことになります。

お腹はタポタポです笑

 

夜寝るときとかもやっぱり口内が気になるんですよね。

それでわざわざベッドをでて水を飲んだりしてました。

 

水を飲んだ直後は多少は潤った感じがしていましたが、すぐに喉の乾きは復活します。

 

鬱陶しいことこの上ない。

 

食欲減退だけで結構不快感を覚えていたので、それプラスの常時の喉の乾きにはイライラしていましたね。

性機能の障害

実はこれが服用をやめた決め手。

 

これに関して書いている人はあまりいませんね。

そもそもこの副作用の報告数も少ないみたいです。

 

でも私は思うんですが、性機能障害の副作用の報告数が少ないのって単純に言い辛いからじゃないですかね…

 

お医者さんに面と向かって性的なことを話すのは多少抵抗があるという人は多いと思います。

 

 

正直、私も話すのは少し恥ずかしいですが、重要な話なので真面目に書いていきます。

真面目に読んでいただけると助かります笑

 

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ストラテラの副作用について調べてこのページに飛んでくる人が主でしょうし、リアルな情報が大事だと思います。

 

※性的な話が苦手な方は飛ばしてくださいm(_ _)m

 

 

 

結論から言うと勃起不全です。

暇だなーと思っていた時、まぁそういう系のを観ていたわけです…

 

そこで私は異変を感知しました。

割と自分の嗜好に刺さるものを発見したのですが、私のモノが全く反応しないわけです。

 

私は割とすぐに反応するほうなのですが、その日の状況は明らかにいつもと異なっていました。

 

 

ちなみにこの時、私はストラテラの副作用に勃起不全があることを知らなかったので体調が悪いのかな?と思っていました。

 

もっと、もっと刺激的なものを!と思ってネットの海を探索していたのですが、いくら刺激的なものを見つけても全く反応しません。

 

 

正直かなり焦りました。

これでは自慰行為も性行為も難しいでしょう。

 

 

健康面の問題からみてもこれはよろしくない。

 

焦りに焦った私はどうしたか。

無理やり射精することにしました。

 

まぁここの過程は飛ばしますが、結果射精には成功しました。

 

 

しかし、とてつもなく気持ち悪い感じになりました。

 

説明が難しいのですが、完全に出し切った感じはなく残っている感じが気持ち悪かった。

そして何より出している最中に痛みが走ったのです。

 

驚きと恐怖に襲われました。これがずっと続くのだったら自分はどうすればいいのだろうと。

 

 

次の日再チャレンジしましたが結果は同じ。射精それ自体が怖くなりました。

 

このタイミングでやっと私は副作用について調べました。

ストラテラの副作用に勃起不全があることを知って服用をやめようと決めたのです。

 

ちなみにストラテラの服用をやめたらこの問題は完全に解消されました。

服用は続けるべきなのか

当然ですが、皆が皆私のような副作用を生じているわけではないでしょう。

副作用が私より軽い人もいれば重い人もいるはずです。

 

私は上記のような副作用には我慢できなくなり、すぐに飲むのをやめました。

 

飲み続けて効果が現れたら副作用があっても飲み続けたいと思えるんでしょうかね。

 

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私はADHDの症状が完全になくなったとしても副作用が気になると思いますね…

 

薬の服用をしてみて、ADHDの人がどうやって生活しているのかということについてとても興味がでました。

 

 

今回はストラテラの副作用について話しましたが、ストラテラの副作用には興味深いものがあります。

 

それは自殺願望のリスクが高まる可能性があるということです。

ちなみに実際に自殺を行うリスクが高まるわけではないとのことです。

 

私にはどういうメカニズムでこういう気持ちが強まるのか分かりませんが少し怖いですよね笑

 

コンサータはドーパミンの再取り込みを、ストラテラはノルアドレナリンの再取り込みを抑制するので、気持ちが高まるのは理解できそうですが、ネガティブな感情が強まるというのは素人目には不思議です。

 

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”ネガティブな感情”がポジティブになるんでしょうかね(適当)

 

人間の脳は不思議なのです…

 

発達障害の当事者は割と脳のことを自分で調べていると勝手に思っています。

人間誰しも自分のことになると必死になるはず。

 

私自身、これからも勉強していきたいと思います。

 

…という全然関係ない話をして終了。長々とお付き合いいただきありがとうございました。

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