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極力悩まないで生きるには田舎のヤンキーを見習うべし

教育全般
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悩みそのものを消すのは無理

皆さん、悩みはありますか?


将来のこと、仕事に恋愛のことは誰でも一つは悩みがあるものです。

悩みがない人なんていないと言って良いでしょう。



色々考え対策したとしても、完全に悩みを0になることはまぁ無理だとは思いますが、悩みに悩んでやらなければいけないことまでできなくなるのは困ります。



かくいう私もそういう時期に陥ったことがあります。


色々考えるうちに、生きる気力は消えどうやったら死ぬ勇気が出るかで頭がいっぱいで、一日の殆どの時間をベッド上で過ごし、一日18時間睡眠、ご飯もまともに食べられませんでした。


今はその状態にはありません。

では問題が解決したのかといえば…全く解決していません。

私は解決することを諦めることで身軽になりました。

 

“諦める”という言葉にはどうしても悪いニュアンスを感じますよね。

 

問題と正面から向き合うのではなく、その問題から目をそらし、結果的にそれが精神安定に繋がりました。

考えないためにどうすればいいかについて考えたのです。

田舎のヤンキーを見習え

私がこれから説明するのは田舎のヤンキー精神(私が勝手に呼んでるだけ)というものです。


別に都会のヤンキーでも郊外のヤンキーでもなんでもいいです。

私は地方の公立中出身なのですが、その同級のヤンキー(?)が頭に思い浮かんでるだけです。



さて、そのヤンキーたちとは、基本的に勉強はしない、教師にも反抗的、夜は友達同士で遊んで馬鹿騒ぎです。

これのどこを見習えていうのか(ジョークではなく本気で見習う所があると思っています)。

 

彼らの行動から見える一面として将来のことを考えてないというのがあります。

もっと言えば今、その瞬間しか考えていません。

これです。これがとてつもなく重要なのです。

 

ありきたりだと思いましたよね。言葉にすると薄っぺらいんですこれ…



私もずっっっっと「綺麗事言うなよ」って思ってた側です。

これ行動してみないとわからないのが欠点なんですよね。



少し過去の体験を振り返り、なんでもいいのでなにかに全力で集中したときのことを思い出してください。



歳をとるにつれて惰性で毎日を過ごすようになるので今すぐにそういった体験を思い出せない人もいるかも知れません。

その場合は小学生時代を思い出せばいいです。絶対なにかに熱中してた時期があるはずです。



誰でも子供時代は好奇心旺盛ですから、内から湧き出る興味をぶつけていた何かがあるはずです。

 

何かに本気で熱中していた時というのは、熱中していたもの以外は見えていませんし考えていませんよね。

 

さて、そのような状態が連続的に続いたらどうでしょうか?

勿論真に連続的になるのが無理なのは分かりますが、限りなく連続に近くなった時、悩む”暇”がほぼ無くなるのが分かりますでしょうか。

凡人はこれを目指すしか無いです。



悩みが根源的なもの(生きる意味、自分の価値など)になればなるほど根本的解決は不可能に近づきます。

今までとんでもなく賢い偉大な哲学者達がそれらについて考えてきましたが普遍的な答えは出ていません(よね?)。

悩みを消すのではなく、考えないようにします



認めますがはっきりいってこれは完全な逃げです。

私は自分を凡人だと認めているので逃げます。

人生をマシなものにするための一つの手段として逃げを選択しました。

根本的解決を放棄して本当に良いのか?

悩みからの逃げは解決からの逃げです。

これで本当に良いのかってなりますよね。解決しないのに。



でも現時点での考えですがそれで良いと思っています。

理由は2つあります。


1つ目。悩んでいる時間でやれることがあるということです。

悩んでいる時間が無駄だとは言いません。

間違いなく自分の中で新たな発見はあります。



ですが前述の通り、解決自体は本当に難しいです…

悩んでる間は何も出来ませんが、その一方で悩みから逃げている時間で生産的なことができたら誰しも少しは嬉しくなります。


逃げることの罪悪感から逃げれば、少なくとも物質的な意味で前進は見込めます。



2つ目。時の流れによる感情の風化です。

これは殆どの人にとって経験のあることだと思います。


「今、十年前の悩みを思い出してみてください」と言われても、思い出せない人が大半だと思います。


では思い出せない人は悩みが無かったのかと言えば、流石にそんなことはないはずでしょう。
時間がたってどうでもいいものになっただけです。



一方で十年前の悩みを思い出せた人、今その悩みで悩んでますか?

悩んでいないでしょう。これも時間のおかげです。

(※もし悩んでいる人がいたら普通に凄いです。こういう方はどうすればいいのか、現時点での私の答えはありません。申し訳ない。)



割とどうにかなっているものなのです。私はそう信じています。

というかそう自分を騙しています。



勿論私は今でも以前のように絶望的な気分になるときがありますが、なにかに熱中している時間が増えたおかげで人生がマシになっています。



とにかく再優先事項は心から好きと言えること、食事を忘れて熱中できるものを見つけること、これです。

将来役に立たないことでもいいのです。別にそれを職業にしなきゃとか気負う必要はないです。



悩んでいる人は関心が自分のみに向いてしまうことで何もかもできなくなってしまいます。

好きなことを見つけて熱中→関心が外へ向く→少しずつ動けるように

この流れを目指します。

 

そのために、自分の過去と向き合い、なにかに熱中できていた人間であることを思い出す。そして今心から好きと明言できるものをやってみる。

これだけは試してみる価値があると思います。

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