自分の部屋で集中して勉強できない!という人は結構多いと思います。
何を隠そう私もそうでした。
カフェとかで勉強とかもいいですが、自分の部屋で勉強できればそれに越したことはない。
ということで今回は私のやっている、自室で勉強・作業するための方法について書いていきたいと思います。
部屋の照明ではなくデスクライトだけを使う
これは自分で思いついてやってみたものなのですが、個人的にかなり効果アリです。
労力の割に効果が大きい。
(夜に勉強するときの話になりますが)多くの人は勉強をする時に部屋に備え付けてある照明をつけると思います。
そうすると部屋全体が明るくなりますよね。
しかし私は何かの作業に集中したい時は部屋の照明を消して、デスクライトだけを使うことにしています。
実際の様子↓
部屋全体を写していないので完全には伝わらないとは思いますが、デスクライトだけの場合、机以外の部分はかなり暗くなっています。
人間は外部からの情報のうち8割以上を視覚から得ているという話があります。
デスクライトで自分の作業場だけ照らすことで他の部分に目が向きにくくなるのです。
たかが照明の違いくらいで馬鹿馬鹿しいと思われる方もいられると思いますが、騙されたと思って一度は試してみてほしい方法です。
作業をするときだけこのデスクライトのみにすることでスイッチが入る感じがして捗ります。
机上に物をできるだけ置かない
視覚情報の話でつながることなのですが、机上に勉強・作業に関係の無いものばかり散乱しているとそちらに意識が向いてしまう確率が高くなります。
勉強するときに机を綺麗にするというのは当たり前でしょう。
しかし、それだけでは不完全です。常に机上を綺麗にしておくようにしましょう。
机上にはできるかぎり物を置きません。
勉強を始めるだけでも面倒くさいのに、机が汚いと机を綺麗するところから始めなければいけません。
普段から”机は勉強をするための場所”というふうに決めてしまうのです。
勉強に不要なものは机上から取り除きます。
机でやると決めている作業以外のことはできるだけ他の場所でするようにしましょう。
ごろごろスマホいじりとかはベッドとかで思い切りやればいいと思います。
メリハリの境界を心理だけではなく場所でもつけるのです。
すぐ作業できる状態をセットしておく
上記事でも書いたことなのですが、なにかしら本を使う勉強をする時、あらかじめ机上に今日やろうと思っているページを開いた参考書とペンを一緒に置いておくという方法もオススメです。
朝に勉強したい場合、朝起きたら取り敢えずページを開いた参考書とペンをセットしておいて、その後で朝食を食べるようにします。
部屋に戻ると、机上はすぐさま勉強にとりかかれる状態になっています。
参考書とペンを取りだすという作業はそれ単体でみると大したことない動作ですが、心理的障壁はその障壁の大きさよりも障壁の数が重要になる気がします。
机上を常に綺麗にしておくというのも勉強開始時の心理的障壁をなくすため。
勉強の前にしなければならない動作を1つでも減らしておくというのは大事です。
音楽に頼る
勉強をしながら音楽を聴くというのは賛否両論あると思いますが、受験勉強に関して言えば私は数学のときは必ず音楽を聴いていました。
国語や英語の長文読解などは音楽を聴きながらなんて絶対に勉強できませんが、数学だとむしろ頭がいい感じに働いていた感がありましたね。
ただし、集中状態に入るとだんだん音楽が邪魔になってくることがあるので、その状態になったら音楽は止めていました。
よく言われる話ですが、音楽を聴きながら作業をする場合、その音楽は歌詞なしの音楽の方がいいですよね。
そうはいってもどうせ聞くなら今自分がハマっているアニソン・Jpopなどを聴きたいという人が多いと思います。
私はそういう時、自分の好きな音楽のinstrumental verを聴いていました。
歌詞が無いので集中の妨げ度が下がります。
ただ、受験勉強の場合においての話ですが1つ気がかりになることがあります。
それは、音楽を聴きながら勉強する状態にあまりにも慣れると本番の試験に影響があったりするのかなということ。
当たり前ですが本番は音楽とか聴けないわけですからね。
普段の勉強との落差が大きすぎるとなんか影響があったりする気がしなくもないような。
直前期はできるだけ本番の環境・時間に合わせていったほうがいいので、音楽とかに頼りすぎは良くないというのは一理ありそうです。
自分の部屋だからできること
自分の部屋だからできる勉強というのもあります。
自分の部屋だからできるオススメの勉強法としては音読と歩きながら勉強の2つ。
音読と歩きながらの勉強は実際に有効であることが分かっています。
詳しくはこの記事で書いています↓
音読に関してですが、テキストを音読する時読んでいる文章を指かペンでなぞりながら音読するというのがオススメです。
集中力が切れているとき、指(ペン)があまり動いていないことにすぐ気づくでしょう。
集中の切れ具合が目で見て分かるのです。
当然ながら音読も歩きながらの勉強も図書館やカフェではできませんね。
自分の部屋だからこそできる勉強法を確立することにより、”部屋で勉強しなきゃ”という感覚から”部屋で勉強するほうがいい”という感覚になるのを目指すのです。
基本は自室だけど…
自分の部屋で勉強ができれば、他の勉強場所への移動の手間やお金の面(カフェとか)での問題もなくなります。
基本は自室で勉強というのがやはりベスト。
しかし、ずっっっと自室だと流石にいつかは気が滅入ってきます。
私も、自室以外で勉強することが良くないとは全く思っていません。
ただ他の場所で勉強するとしても、なにかのついでというのが望ましく思えます。
例えば学生なら学校に行ったそのついでに図書館で勉強、といったように。
私自身、自室での作業がもっともっと捗るためにはどうすればいいかと日々考えております。
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