高校と比べた場合の話ですが、大学では同じクラスの人とそこまで深い関係にはなりません。
高校では殆ど全ての授業を同じクラスの人と一緒に受けますが、大学ではクラス単位で動くのは語学だけです。
語学以外の講義で知り合った人と仲良くなるというのは稀ですから、語学クラスの人と仲良くならず、かつサークルも入らなかった場合、リアルに友達0人となります。
今回は、大学で友達がいないことによるデメリットを私の体験談も踏まえつつお話します。
ガイダンス・履修登録にまず注意
友達がいない人間はまず入学直後から危険な橋を渡ることになります。
入学直後は生協や保険の手続き、ガイダンス、健康診断、英語テストなどのイベントがあり、かなりバタバタします。
自己管理が徹底している人なら問題ないのですが、そうでない人にとっては何か一つくらいは忘れてしまう危険があります。
友達がいる人は、友達と一緒にガイダンスに行く約束をしたり、手続きに関しても詳細を確認し合ったりできますが、友達がいない人は全て一人でそれらを遂行しなければならないのです。
未だに不思議なのですが、ガイダンスの時点ですでに集団で行動してる人たちは何者…?同じ予備校だったとか?
一人で遂行できたとしても、かなり不安が残ります。
周りと同じように不備なくできているのか分かりませんからね。
特にガイダンス。これを休んでしまうと非常にまずい。
友達がいれば後から内容を聞くことができますが、一人の人は情報0の状態となります。
私はその経験者です。
私は一度目の大学1年生の時、ガイダンスの1つを休んでしまい(不必要なガイダンスだと思ってた)、授業が始まった後で何もかもが分からない状態に陥ったことがあります。
いくつかの学科に分かれている学部では人によっては行く必要の無いガイダンスもあったりするのです。その選択でミスりました…
先生に相談したところ「まぁ君はまた来年頑張れば良いんじゃない…笑」と呆れられましたね。
(すぐに不登校になったので関係無かったと言えば関係無かったのですが)
ガイダンスはなんとしても出ましょう。
これに加え、履修登録も壁となりえます。
どこの大学でも履修登録の手引きが冊子で配られると思います。
あれそこそこ分厚いんですよね…
自分は気合をいれて全ページ読みました。
(全ページ読んでもよく分からなかった部分はあった)
みんなもこんな大変なことやっているのかなぁと思っていましたが、周りの人の話を聞く限りどうやらそんなこともないらしく。
というのも大学に同じ高校の先輩がいて彼らに履修登録の仕組みを教えてもらう、そうでなくとも先輩のいる友達からの又聞きにより、要領よく履修登録をしている人が存在するのです。
先輩の知り合いがいれば、ついでに大学のあらゆることに対して質問できるでしょうし強いですよね…
情報戦は入学前から始まっているのです。
履修登録の仕組みについて相談できる先輩、友達はいたほうがいいです。
履修登録の失敗は本当に辛いですよ。
半期分の未来がかかっていますから成功のためにあらゆる手段を使いましょう。
講義情報を知る由がない
これは履修登録と関係する話です。
履修登録をするにあたって自分の履修したい講義の情報はできるだけ詳細に知りたいですよね。
シラバスに書いてあるような内容ではなく、どんな教授なのか?評価方法は?単位は取りやすいのか?などの情報も知りたいことでしょう。
大学にあなたの高校の先輩がいるならその人に聞けばいいでしょうが、そうでない場合は友達からの又聞き情報に頼るしかありません。
友達に知り合いの先輩がいた場合
先輩→友達→あなた
というふうに情報が流れてきます。
しかし友達がいないと情報は全く入ってきません。
せいぜいTwitterで検索するくらいが関の山です。
こうなってくると、運ゲー感がでてきてしまいます。
残酷な情報戦…
講義を休むと資料が貰えない
これ本当にきつい。
Web上にpdfで資料をアップしてくれる講義ならいいのですが、そうでない講義に関しては休んだ回の資料は友達から借りてコピーをするなり写真を撮らせてもらうなりして対応しなければなりません。
しかし友達がいないと…(以下略)
これ期末試験にも関わってくる重大な問題なんですよ…
大学の先生方、頼むからWeb上に講義資料アップしてください(懇願)。
休む方が悪いのは分かっていますが、休んでも何ら問題ない生徒がいるので若干不公平な気が。
Web上にUPということであれば資料の入手機会は受講生全員に対し平等になるのでそっちのほうが良いと思うんですけど…
と、ここまで考えて思ったのはもしや友達を作るための”コミュ力”も大学では試されているのでは???
…ありえませんかね。
講義に行ったら中間試験だった
嘘のような本当の話。
期末試験は大学のWebページやメールなどでアナウンスされると思います。
しかし中間試験に関しては、前の週の講義で直接アナウンスされることが多いです。
もしその週に休んでしまったとしても、仲の良い友達がいれば「次の週中間だよ~範囲は〇から△だって!」ときっと救いのLINEが飛んでくることでしょう。
そんな友達がいない私、中間試験の情報が入ってくるルートなど存在するはずもなく。
講義に出たら中間試験のスタート!
いやもう流石に焦りましたね。
なんとか乗り切りましたが、出題範囲によっては酷い点数になっていたと思います。
中間試験受けないと単位取得は一気に難しくなります。お気をつけください。
知り合い程度でいいから作っておこう
私は一人の時間が一日の大半を占めていないとストレスが過剰に溜まってしまいます。
私と同じような人はいると思います。人付き合いって疲れますよね。
むやみに友達を増やす必要は私には感じられません。
しかし、知り合い程度でいいので作っておくと大学生活が少し楽になるとは思います。
(私が言ってもあれですけど…)
相手を利用するみたいになりますが、相手にも自分を利用させてあげればwin-winです。
互いに情報を交換してうまく大学生活を送れたらいいですね。
入学初段階、勇気を持って周りの人に話しかけるのもきっと自分のためになりますよ。
コメント