最近歳を取るのが怖いです。
誕生日なんて全く嬉しくありません。
いつ頃からこういう感覚になったかと考えてみた結果、それは20歳になったくらいの頃からであると思いました。
というわけで今回は20歳になると変わることと、20歳あたりから歳を取るのが怖くなった個人的理由の2つをあわせて書いていこうと思います。
二十歳になって変わること(メリットとデメリット)
メリット
周知の事実ですが、二十歳になったら飲酒や喫煙という新たな権利が発生します。
まぁそれらは個人的にはどうでもいい権利だと思ってしまいます。
所詮嗜好品ですからね
私が明らかにメリットだなと感じるのは、様々な契約において親の同意がいらなくなることです。
スマホとかクレカの契約とかが自由にできるようになるのは良いですよね。
今まで親に縛られていた人は個人の責任ということで一応縛りから開放されます。
(2022年からは18歳から自由に契約できるみたいですね)
結構頑張って考えたんですけど、メリットはこのくらいしか思いつきません…
デメリット
制度あたりの話をだすと、国民年金の支払い義務が発生します。
将来のためにお金を払うわけです。
それから成人後に犯罪を犯すと実名報道されます。
まぁ自分には関係ないという方が殆どだとは思いますが、メリットかデメリットかと言えば当然デメリットです。
私も別に犯罪を犯すつもりはありませんが、人間いつどういう行動を起こすかは自分にだって分かりません。
気をつけなければならないなと思います。
重大なデメリットとして、中身が19歳くらいなのに、20歳になった途端大人としての振る舞いを求められる(制度上もそうですが周りからも)機会が増えるということがあげられると思います。
二十歳になったからと言って中身がそれ以前と変わるわけではありません。
19歳から20歳に変わった瞬間に精神が激変するわけないですよね。
それなのに急に大人の区分に入れられます。
何かと「もう大人なんだから…」と言われる機会が増えると思います。
私は成人式には行っていないのですが、おそらく市長?県知事?からのメッセージには「責任」というワードが出てきたであろうと思います。
成人になった途端に「責任」が大きくのしかかるのは本当だと思います。
「まぁ子供だからね…」で済まされていたことが成人した途端ただでは済まされなくなる場合がでてくるのです。割と行動が慎重になります。
歳を取るのが嫌だ、怖い
冒頭で書いたとおり、私は20歳になったあたりから歳を取ることが怖くなりました。
自分のためにも、何故そう思うようになったのかについて記しておこうと思います。
体の変化
20代で体の衰えについて話すとおっさんアピールみたいになって痛いとは思いますが、でも20歳くらいから変化があったのは事実なのです。
結構ショックだったのが食に関する変化。
ファミレスに行った時に食が細くなったことを感じました。
以前と同じようにお気に入りメニューをいくつか頼んで食べ始めるわけですが、すぐにお腹いっぱいになり、完食するのに大変苦労するようになりました。
自分の頭の中では、「これくらいの量なら食べられるな」という感覚的な記憶があるのでそのまま注文してしまうのですが、体がそれに応えられなくなっているのです。
今では、これくらいなら食べられると思った量の半分くらいの量を注文して、足りなかったら追加注文という形で対処しています。
また、これもあるあるだとは思いますが、脂っこいものがダメになりました。
肉を食べたいと思うことが本当に稀です。
魚が以前にもまして好きになり、サラダを好んで食べるようになりました。
色々なものを沢山食べて食を楽しむというようなことが次第にできなくなっていくのかなぁと少し心配に思っています。
脳機能の問題
記憶力や脳の処理速度は20歳あたりから下降していきます。
まだそれらを実感してはいませんが、脳機能が衰えていくというのは避けられない事実。
特に記憶力が衰えるというのが嫌です。
私は人から記憶力が良いと言われることが多いのですが、その能力がこれから衰えの一途を辿るしかないというのはとても悲しいです。
「前まで簡単にできていたことができなくなってしまった」と気づく日に怯えています。
自分より若くてすごい人達
最近、自分よりも若くて自分よりはるかに優秀な人や、とんでもない額のお金を稼いで主体的に生を享受している(ように見えるだけかもしれないが)人がよく目に入るようになってます。
恥ずかしい話ですが、そういう人たちを見るたびに割と本気で落ち込んでます。
結構ダメージ入ってます…
自分は大して何もできないのに、この人達は中学生や高校生でもうこんなことをやっているのかと打ちのめされます。
歳を取る以上、そのように感じることは避けては通れない経験なのでしょう。
しかしながら、考えてみれば当たり前の話ですが、そういったことを思う機会は年を取れば取るほど増えていくわけですよね。
今は私が20代なので、中学生・高校生・大学生くらいしか目に入りませんが、例えばこれが30代だったとしたら歳下の範囲は20代をもカバーすることになります。
今でさえも歳下の優秀な方々の存在に打ちのめされているのに、今以上にその機会が増えるのはとても恐ろしいことだと思います。
自分に期待するのを辞めたはずですが、目に入るものはしょうがない。
どうしても意識してしまうのです。
最後に
大人になりたくないとずっと思っていました。
20歳になった日は悲しみにくれていたことを覚えています。
前述したとおり、正直20歳になることはメリットよりデメリットの方が大きいと感じています。
これを読んでいる未成年の方々は早く成人になりたいと思っているでしょうか?
20代の戯言なんて30代の方からしたら「20代が何言ってんだw」って感じでしょうし、30代の人も40代の人からしたら…(以下略)となるとは思います。
恐らく”達観”という技のレベルが加齢とともに向上していくのだろうとは思いますが、達観により今の感覚が風化するのは少し嫌ですね。
自分は精神が高校生くらいからおそらく成長していません。
中身と実年齢が対応していないモンスターです。
今は学生の皮を被っていますが、その皮が剥がれた時にどうなるのかを考えるだけで気分が悪くなってくるのです。
年齢に対する自分の中での価値観が変わって欲しいと強く思っています。
変化が起きた時はまたそのことを書き留めようと思います。
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